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利益を生む
『特別な顧客』への対応

<課題検証>
売上げだけでは判断できない顧客の価値
『経験に基づく選別と対応』の要諦

顧客を分類して各層に見合った品質のサービスを提供する――CRMの基本であるが、消費者の価値観や市場構造が激変している現在、かつての購買履歴に基づいた顧客対応だけでは取りこぼしが多いという指摘もある。そこで顧客を「個客」として捉えるためのキーワードとして“体験”に着目。満足/感動する体験を顧客ごとに提供しロイヤルティを高める――その手法を検証する。
<ケーススタディ>
ロイヤルティの高い顧客は期待値も高い!
コンシェルジェ化で対応する先進3社の挑戦

顧客ロイヤルティの判断基準は企業ごとに異なる。過去の購買履歴(金額)なのか、有償サポートの加入者なのか、それとも予測に基づく将来性なのか――。こうした基準に沿って提供されるプレミアムサービスの対象や内容も差異が生じて当然であり、それがゆえの“差別化”といえる。Part2.では、クレジットカード、PCメーカー、証券会社という異なる3つの業界の先進事例を検証する。
CASE STUDY 1:アメリカン・エキスプレス・インターナショナル.Inc
利用金額だけが判断基準ではない!
ポイントは“全顧客の期待値と行動”の把握

CASE STUDY 2:NECパーソナルプロダクツ
1解決3000円のPC有料サポートで先行
当面はプロフィットよりCS優先

CASE STUDY 3:日興コーディアル証券
預かり残高5000万円以上の顧客向けに
支店営業とペアで「Wサポート」提供





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