BtoBテクニカルサービスを提供するJBサービスは、コンタクトセンターシステムのインフラを刷新するとともに新CRMパッケージを導入した。これにより、横浜、新大阪、淀屋橋、名古屋の4拠点を統合運営し、さらにオペレーションフローと管理業務を効率化することで、生産性とサービスレベルの向上を図った。
ポイントは、2つ。
(1)ポップアップにスクリプトを表示
顧客企業によって応対フローが異なることからセンター内に業務フローが200種類以上存在する。従来は応対ミスの発生や新人オペレータの育成期間の長期化に課題があった。新システムではポップアップ機能に名乗りの文言を表示させることで、これらの課題を払拭、オペレータのスキルに依存しない運用体制を構築しつつある。
(2)システム選定では管理機能を重視
コールフローの設計や変更・追加などが手軽に行えることを重視してシステムを選定した。インフラシステムのオプション製品であるオペレーション管理ツールも合わせて導入し、管理業務の効率化と運用の最適化を図っている。