よくわかるAuto Layout
iOSレスポンシブデザインをマスター
iOSレスポンシブデザインをマスター
iOS端末、いわゆるiPhone、iPadは、多画面サイズの時代に突入しました。アプリ開発者は、これまでそれぞれの端末の画面サイズに合わせてユーザインタフェースを微調整してきたのが実態でした。これに対しAppleは、Adaptive User Interfaceという、そんな差分を埋めるための概念を提案しました。これは、Auto Layoutを用い、どんな画面サイズでも対応出来る柔軟なユーザインタフェースのことを指します。しかし、この技術を使いこなすは難しく、多くのiOSアプリ開発者は苦労してきました。本書は、そんなレイアウトの問題を解決したい開発者にぴったりの一冊。Auto Layoutの原理から応用まで、代表的なデザインパターン10種類とともにわかりやすく解説しました。
内容詳細
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Chapter 1 Adaptive Layoutをはじめる |
1.1 Adaptive Layout時代のビューとの関わり方 1.2 Auto Layoutとは 1.3 サイズクラスとは 1.4 この章のまとめ |
Chapter 2 Auto Layoutの基本概念 |
2.1 Auto Layout=制約を用いたレイアウト方法 2.2 制約を定義する 2.3 この章のまとめ |
Chapter 3 UIViewControllerとレイアウトをサポートするクラス |
3.1 レイアウトの構造とプロセス 3.2 UIWindow 3.3 UIStackView(iOS 9~) 3.4 UIStackViewとAuto Layout 3.5 この章のまとめ |
Chapter 4 StoryboardとAuto Layout |
4.1 Storyboardを有効にする 4.2 起動 Storyboardをプロジェクトファイルで設定 4.3 起動 Storyboardをコードで設定 4.4 Initial View Controllerを変更する 4.5 Interface Builder で Auto Layoutを有効にする 4.6 制約編集ボタンを用いて制約を追加する 4.7 Control +ドラッグで制約を追加する 4.8 Interface Builder上での制約表示 4.9 制約を参照する 4.10 制約を編集する 4.11 xibファイルとStoryboardを組み合わせる 4.12 複数のStoryboardを組み合わせる 4.13 この章のまとめ |
Chapter 5 コードとAuto Layout |
5.1 制約を生成する 5.2 制約を有効化する 5.3 制約を削除する 5.4 制約を編集する 5.5 空間を定義する―UILayoutGuide(iOS 9.0~) 5.6 この章のまとめ |
Chapter 6 実装基本パターン |
6.1 レイアウトに必要な制約の数 6.2 ビューオブジェクト単体のパターン 6.3 複数オブジェクトのパターン(空間の定義) 6.4 トルツメパターン 6.5 動的なスクロール領域を持つUIScrollViewのパターン 6.6 AutoresizingMaskと混ぜて使う 6.7 UIStackView を使う 6.8 この章のまとめ |
Chapter 7 実装応用パターン |
7.1 動的な高さのテーブルビューセル 7.2 キーボード表示時にレイアウトを調整する 7.3 端末回転時にレイアウトを変更するパターン 7.4 この章のまとめ |
Chapter 8 Auto Layoutをデバッグする |
8.1 Auto Layout をデバッグする 8.2 曖昧なレイアウトをデバッグする 8.3 制約のコンフリクトをデバッグする 8.4 ビューデバッガー 8.5 この章のまとめ |
Chapter 9 サイズクラスとトレイトコレクション |
9.1 UITraitCollection 9.2 端末の回転挙動を扱う 9.3 Interface Builderでのサイズクラス活用 9.4 トレイトコレクションを用いた Adaptive Layoutのパターン 9.5 この章のまとめ |