Go言語入門
Go言語は、Googleが開発したプログラミング言語であり、構文がシンプル、コンパイルが速い、並行処理をサポートしている等々の特徴を有しています。
本書は、Go言語の最新バージョン1.6に対応しており、基本的な構文から、○×ゲームなどWebアプリの作成、Raspberry Piの操作まで幅広く解説しています。
内容詳細
本書は、Go言語編とRaspberry Pi編という2編で構成されています。 ■サンプルプログラムのダウンロードはこちら ■[本書の主な内容] |
Go言語編 |
第1章 Go言語とは |
1.1 Go言語の特徴 1.2 開発環境のインストール 1.3 コンパイルと実行 |
第2章 パッケージ |
2.1 パッケージとソースファイル 2.2 パッケージの書き方 2.3 パッケージのコンパイル 2.4 その他のパッケージ機能 |
第3章 基本的な言語要素 |
3.1 コメント、文末のルール 3.2 識別子 3.3 組込み関数 |
第4章 型と値 |
4.1 型の種類 4.2 変数の宣言 4.3 変数のスコープ 4.4 リテラル 4.5 定数 |
第5章 式と演算子 |
5.1 演算子の種類 5.2 複素数の操作 5.3 文字列の操作 5.4 型変換(キャスト) 5.5 定数式 |
第6章 制御構文 |
6.1 条件分岐①(if文) 6.2 条件分岐②(switch文) 6.3 繰り返し(for文) 6.4 ラベルへのジャンプ(goto文) |
第7章 簡単なWebアプリケーションの作成①:電卓 |
7.1 Webサーバの起動とHTMLのフォーム 7.2 電卓の実装 |
第8章 関数 |
8.1 関数の宣言 8.2 関数型 8.3 関数リテラル(クロージャ) 8.4 関数終了時の関数呼び出し(defer文) 8.5 Webアプリケーションのルーティング(関数を用いたルーティング) |
第9章 構造体とポインタ |
9.1 型の宣言 9.2 構造体 9.3 ポインタ 9.4 JSONデータを使用したWebアプリケーション |
第10章 メソッドとインタフェース |
10.1 メソッド 10.2 インタフェース 10.3 Webアプリケーションのルーティング(メソッドとインタフェースによるルーティング) |
第11章 配列、スライス、マップ |
11.1 配列とスライス 11.2 マップ |
第12章 エラー処理 |
12.1 関数の戻り値によるエラー 12.2 パニックによるエラー 12.3 HTMLテンプレートエンジンとエラー処理 |
第13章 簡単なWebアプリケーションの作成②:○×ゲームの作成 |
13.1 入力画面の作成 13.2 入力値の処理 13.3 勝敗と引き分けの判定 |
第14章 並行処理 |
14.1 ゴルーチン 14.2 ゴルーチン間の通信(チャネル) 14.3 共有変数と排他制御 14.4 ゴルーチンとOSスレッド |
第15章 ツール・ライブラリ |
15.1 文字列の出力 15.2 ソースコードの自動生成 15.3 ソースコードの整形と解析 15.4 ドキュメント(go docコマンド、godocコマンド) 15.5 単体テストとベンチマーク(go testコマンド) 15.6 ビルド制約 15.7 C言語との連携 15.8 Android上での実行 |
第16章 Google App Engine(GAE) |
16.1 開発環境の構築 16.2 Cloud Datastore 16.3 クラウドサーバ上での実行 |
Raspberry Pi編 |
第17章 Raspberry Piとは |
17.1 Raspberry Piを動かす前に 17.2 Raspberry Piの概要 17.3 Raspberry Piの主な仕様 |
第18章 Raspberry Piのクロスコンパイル環境の構築 |
18.1 起動に必要なパーツ 18.2 OSのインストール 18.3 Raspberry Piの起動とネットワーク接続 18.4 SSHログイン 18.5 Raspberry PiのIPアドレス固定設定 18.6 クロスコンパイル 18.7 Raspberry Piへの実行ファイル転送 |
第19章 Raspberry Piの周辺機器の利用 |
19.1 Raspberry Piの外部に接続する機材 19.2 周辺機器の操作 19.3 Go言語でのGPIOの使用 19.4 Go言語でのI2Cの使用 |
第20章 Raspberry PiでIoTを実装する |
20.1 IoTの構成要素 20.2 Go言語によるIoT機器の実装例 |