パケットキャプチャ実践技術 第2版
Wiresharkによるパケット解析応用編
Wiresharkによるパケット解析応用編
実践的なパケットキャプチャ手法やトレンド分析・統計、トラブルシューティングのコツを紹介するとともに、各種プロトコルや複雑なシーケンス、高度なTCPデータフロー処理、NAT/NAPT越え、VoIP、ポートスキャン、コンピュータウイルス等について詳しく解説しています。
今回の改訂にあたって、Wiresharkの開発者会議「Sharkfest」で筆者が発表したパケットキャプチャのノウハウをふんだんに盛り込んでいます。具体的には記載内容を「Wireshark 2.x」に刷新し、HTTP/2、tshark、JSON、SSL/TLS解読などを追加しています。さらに、SNS(Twitter)のパケットをはじめ、各種キャプチャファイルの解析を大幅に強化しています。
内容詳細
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■本書の主な内容 | |
第1章 LANアナライザ「Wireshark」の概要 | |
1.1 LANアナライザ「Wireshark」について 1.2 Wiresharkを使用する前の主な留意点 | |
第2章 Wiresharkの基本操作 | |
2.1 Wiresharkのインストール等 2.2 Wiresharkの画面構成 2.3 パケットキャプチャ 2.4 キャプチャフィルタと表示フィルタ | |
第3章 パケットの分析手法 | |
3.1 ミクロ分析 3.2 アノマリ・流量分析 3.3 大量のパケットを効率よくキャプチャする方法 3.4 tsharkおよびJSONの活用 | |
第4章 HTTP | |
4.1 HTTPとは 4.2 HTTPヘッダ 4.3 HTTPの解析 4.4 HTTP/2 | |
第5章 トラブルシューティング | |
5.1 ネットワークのスループットに関するトラブルシューティング 5.2 TCPに着目した遅延分析と切り分け 5.3 TCPのトラブルシューティング | |
第6章 その他のパケットキャプチャ | |
6.1 セキュリティとパケットキャプチャ 6.2 VoIPのプロトコルとパケットキャプチャ |