Unityではじめる おもしろプログラミング入門
中学生も高校生も ゲーム作りで楽しく学ぼう!
藤森将昭 著 B5変型判 168ページ 定価:1,980円(税込) ISBN:978-4-86594-070-1 2017年3月上旬刊行
実績目覚しい“こども向けプログラミング教室”の内容を、主催者である著者が自ら1冊に凝縮。ゲーム作成ソフト「Unity 5」の無償版を使い、ごく簡単な1本の3Dゲームを少しずつ“作っては動かし”する過程を通じて、初歩的なプログラムの書き方を楽しく伝授。最終的には、自分だけの簡単なゲームも作れるようになります。
内容詳細
本書は初めてプログラミングに触れる、中学生以上の方を対象とし、初歩的な「プログラムの書き方」を学びます。その近道として、1本の簡単な3Dゲームを、「Unity 5」で少しずつ作りながら動かしてみます。

但し「ゲームの作り方」や、「Unity 5の使い方」を学ぶ本ではありません。また、特定のプログランミング言語の文法などは扱いませんので、本書だけですぐにプログラムが作れるようにはなりません。

しかし、教材にUnityを使うことで、どなたも抵抗なくプログラミングの世界に入っていけます。本書で入り口をくぐったら、様々なプログラミング言語を、よりスムーズに修得できるでしょう。また、アイデア次第で、自分だけの簡単なゲームも作れるようになるでしょう。

■著者プロフィール

藤森将昭(ふじもり まさあき)
中央大学法学部卒、ビジネスブレークスルー大学院卒(MBA)。
「プログラミングでモノ作り(=monopro)」ができる人材育成をミッションに掲げ、子供達にプログラミングを教える「キッズ・プログラミング道場」を運営。現在、小学4年生から高校生までがプログラミングを学んでいる。また、大学及び自治体とも連携し、小・中学生向けのプログラミング講座を開催。さらに、小・中学校に勤務する「教職員向けのプログラミング研修講座」も行っている。
(公式HP)monopro キッズ・プログラミング道場 http://mono-pro.net/

■本書の主な構成
まえがき
本書の読者・ゴール・使い方
内容に入る前の下準備
第1章 プログラミング上達のコツ
第2章 プログラミングの基礎(6つのポイント)
はじめの一歩 演習の準備をしよう
ポイント1 プログラミングは「言葉」でできている
ポイント2 プログラミングは上から順に実行される
ポイント3 文とブロックの全体構造をおさえよう
ポイント4 プログラミングはデータを箱に入れて利用する
ポイント5 数学と異なる「記号」を覚えよう
ポイント6 「もしも~」の使い方に慣れよう
第3章 Unityの基本的な操作方法を学ぶ
1 新しいプロジェクトを作成しよう
2 Unity の開発画面を知ろう
3 オブジェクトを作成して名前を変更してみよう
4 オブジェクトの位置を変えてみよう
5 セーブしてみよう
6 オブジェクトに色をつけてみよう
7 オブジェクトの角度と大きさを変えてみよう
8 開発モードと再生モードを切り替えてみよう
9 オブジェクトに重力と反発力をつけてみよう
10 開発画面の見方に慣れよう
11 開発画面と再生画面を一致させよう
第4章 さあ、ゲームを作ろう!
1 コインを回転させよう
2 ボールを動かそう
3 ボールでコインをとってみよう
4 ボールを加速させてみよう
5 追跡カメラを作ってみよう
6 ボールをワープさせてみよう
7 ボールの大きさを変えてみよう
8 ボールをジャンプさせてみよう
9 ゲームに音をつけてみよう
10 データを整理しよう
用語索引