基本情報技術者 大滝みや子先生のかんたんアルゴリズム解法
~流れ図と擬似言語~ 第4版
アルゴリズムをしっかりマスター!
大滝 みや子 著 B5判 312ページ 定価:2,200円(税込) ISBN:978-4-86594-232-3 2020年3月下旬刊行
電子書籍
受験者待望の第4版刊行!基本情報技術者試験で必須問題として出題されている「擬似言語」を中心にくわしく解説しています。流れ図・擬似言語といったアルゴリズム問題を苦手とされる方、必読です。
内容詳細

この1冊で苦手分野を得点源に!

 基本情報技術者試験で出題される「流れ図」、「擬似言語」といったアルゴリズム問題について、基礎からやさしく丁寧に解説しています。今回の改訂では、第2部の擬似言語に「応用例題」を追加し、基本例題の学習が終わったら、少し難易度の高い応用例題を学習し、最後に実戦問題に挑戦するという3ステップ構成に変更いたしました。

 本書は、入門レベルから合格レベルまで段階をふんで着実に実力が身につく仕組みになっています。初学者の方やアルゴリズム問題が苦手な方でもスムーズに学習に取り組めます。

 著者は、情報処理技術者試験対策で大人気の大滝みや子先生です!!長年の受験指導の経験をもとに、押さえるべきポイントを、わかりやすく丁寧に解説しています。とっておきの解法テクニックも満載です。さらに、午後問題で出題されるCやJavaなどのプログラム言語の基礎学習にも最適の1冊です。


第1部 アルゴリズムと流れ図

第1章 流れ図とは

プログラムと処理手順/流れ図の基本/変数と代入文/流れ図の解釈

第2章 基本例題

評価ABCを付ける処理/平均点・最高点・最低点の算出/九九表の作成/文字列の反転/1次元配列へのデータ格納/2次元配列要素への集計

第3章 実戦問題

配列要素の順位付けを行う/駅間の運賃と特急料金を求める
第2部 擬似言語

第1章 擬似言語とは

擬似言語の記述形式/擬似言語のデータ型/擬似言語の構造/大域変数と外部参照

第2章 擬似言語パターン演習

順次処理(代入文)/選択処理(真偽判定)/多重選択処理/繰返し処理1(前判定)/繰返し処理2(後判定)/多重繰返し処理

第3章 基本例題

最大公約数の算出/文字のカウント/線形探索/2分探索/データの整列(バブルソート)/データの整列(挿入ソート)/部分文字列の探索(文字列の照合)/リストの作成/2進整数の乗算

第4章 応用例題

マージソート/ヒープソート/最短経路を求める/文字列検索(BM法)/クイックソート

第5章 実戦問題

併合処理を利用してデータを整列する/整数値をヒープソートで昇順に整列する/代入文の解析と変換を行う/ハフマン符号化を用いて文字列を圧縮する/クイックソートを応用してk番目に小さい値を選択する/駅間の最短距離を求める
本書に掲載されている「関連知識」一覧
良いアルゴリズムの要件/二項演算子と単項演算子/多分岐構造/(1+2+・・・+n)の和/終了条件と繰返し条件/2次元配列の要素を左右反転や90度回転する操作/ファイル集計処理/余りを求める関数mod/演算子と優先順位/繰返しの基本形/数字文字から数値への変換/番兵法とは/2分探索処理の流れ図/ハッシュ探索法/その他の整列法/計算量とオーダ/配列と線形リスト/左右2つのポインタをもつ2分探索木/ビットの値の検査/2分木の走査(深さ優先探索)/クイックソートの特徴