数式なしのディープラーニング
本書は「これからディープラーニングを学びたい」と考えているIT エンジニアの方々を対象にしています。そして、ディープラーニングの手法を理解し、自分で実装できるようになることを目指します。 ■数式なしで理論を理解 そこで本書は、是非知っておきたい3つの手法、即ち、①全結合のニューラルネットワーク、②畳み込みニューラルネットワーク(CNN)、③再帰型ニューラルネットワーク(RNN)のみに話題を集中。IT エンジニアなら抵抗感なく読めるように、数式を一切使わず、気鋭のデータサイエンティストが丁寧に理論を解説します。 ■簡単に実装できるライブラリを使用 実装については、Google社のディープラーニング・フレームワークTesorFlowに注目。TesorFlowと完全互換性があり、かつ、TesorFlowよりも初心者に適したTFLearnライブラリを使うことで、Python 3による実装を体験します。実装環境の構築方法も一から説明し、サンプルコードには逐次解説を加えました。 ■理論と実装の反復で理解を深める 第1章では、機械学習とディープラーニングの概要、実装ライブラリについて説明します。 ■著者プロフィール 足立 悠(あだち はるか) メーカーでデータサイエンティストとして働く傍ら、社会人大学院生としてデータマイニングの研究に従事。ユーザー企業でデータ分析・活用を推進し、ベンダー企業で国内企業のデータ分析・活用を支援した経験があり、両方の立場からデータサイエンスに携わってきた。過去には、データサイエンスの普及を目的に、Webや雑誌へ記事執筆したほか、国内各地でセミナー講師を務めてきた。 ■読者特典はこちらから ■読者フォローアップサイトはこちら ■[本書の主な内容] |
1 初めてのディープラーニング |
1.1 機械学習とディープラーニング 1.2 ディープラーニングのライブラリ |
2 ディープラーニングの実装準備 |
2.1 ディープラーニングの環境構築 2.2 Jupyter Notebookの使い方 2.3 Pythonプログラミングの基礎 |
3 ディープニューラルネットワーク体験 |
3.1 ニューラルネットワークの仕組み 3.2 ディープラーニングの仕組み 3.3 ディープラーニングの実装手順 3.4 手書き文字画像MNISTの分類 |
4 畳み込みニューラルネットワークの体験 |
4.1 畳み込みニューラルネットワークの仕組み 4.2 手書き文字画像MNISTの分類 4.3 一般的な画像の分類 |
5 再帰型ニューラルネットワークの体験 |
5.1 再帰型ニューラルネットワークの仕組み 5.2 対話テキストの分類 5.3 手書き文字画像MNISTの分類 |
Appendix 付録 |
A.1 TensorBoardの使い方 A.2 ディープラーニングの環境構築(Windows編) A.3 Ubuntu仮想イメージのインポート方法 |
参考文献 |