ブロックチェーン 仕組みと理論
増補改訂版
仮想通貨の相場が下落し、人々の過度な期待が幻滅に転じても、それを支える技術には希望が満ちている。この本はそうした技術が描き出す未来を、豊富な実例と詳しい図表とで丁寧に紹介している。ブロックチェーンの可能性に賭けてみようと思う人は是非、この本が描く未来の姿をしっかりと見届けてほしい。 <京都大学 公共政策大学院教授・岩下直行>
大好評を博した旧版の刊行から3年、ブロックチェーンを巡る社会と技術の激動に、全面改訂と大幅な増補でキャッチアップします。
内容詳細
本書は主にITエンジニアを対象とし、3部構成になっています。 この「増補改訂版」では紙幅を140ページ増やし、次のような情報の更新と追加を行いました。 ■著者プロフィール 赤羽喜治(あかはねよしはる) 株式会社NTTデータ 金融事業推進部 デジタル戦略推進部 ブロックチェーンチーム・部長 愛敬真生(あいけいまなぶ) 株式会社NTTデータ 金融事業推進部 デジタル戦略推進部 ブロックチェーンチーム・課長代理 ■サンプルコードのダウンロードはこちら ■本書のフォローアップサイトはこちら ■本書の主な内容 |
■基礎編 |
第1章 プロローグ 第2章 ブロックチェーンに至る流れ 第3章 ブロックチェーン技術とは? 第4章 ブロックチェーン技術の応用 第5章 ブロックチェーンの業界動向 |
■理論編 |
第6章 ブロックチェーンの仕組み 第7章 P2Pネットワーク 第8章 コンセンサスアルゴリズム 第9章 電子署名とハッシュ 第10章 利用にあたっての課題 |
■実践編 |
第11章 Bitcoin Core 第12章 Lightning Network 第13章 Ethereum 第14章 Quorum 第15章 Hyperledger Fabric 第16章 Corda 第17章 エピローグ |
付録 仮想マシンの構築、各種ツール類の解説、ほか |