Autoware
自動運転ソフトウェア入門
自動運転ソフトウェア入門
Autowareは、一般道での自動運転を可能とするソフトウェアプラットフォームです。名古屋大学を中心に開発され、2015年、世界に先がけてオープンソースとして公開されました。本書は、自動運転システムの入門エンジニア向けに、Autowareを利用するにあたって必須の機能とその使い方を解説しました。専用の自動運転車両を用いなくても、rosbag(実証実験などのデータを蓄える仕組み)を利用することで、PC上で実データを用いたシミュレーションができる内容となっています。(シミュレーションには、一定の性能を備えたPCが必要となります。)
内容詳細
■サンプルデータのダウンロードはこちら ■本書のフォローサイトはこちらから ■本書の主な内容 |
Chapter 1 はじめに |
1.1 Autowareとは 1.2 自動運転のレベル 1.3 自動運転ソフトウェアの役目 |
Chapter 2 Autowareの概要 |
2.1 概要 2.2 自動運転のためのツール |
Chapter 3 環境構築 |
3.1 はじめに 3.2 Docker環境を用いてAutowareをインストール 3.3 ソースコードからビルドしてAutowareをインストール 3.4 組込みプラットフォーム |
Chapter 4 ROS |
4.1 ROSの概要 4.2 通信方式 4.3 ROSのツール 4.4 [発展]開発者向け |
Chapter 5 Autowareの立ち上げ |
5.1 事前準備 5.2 Runtime Managerの説明 5.3 Autowareの基本操作 |
Chapter 6 自己位置推定 |
6.1 自己位置推定とは 6.2 自己位置推定の概要 6.3 自己位置推定の手順 6.4 地図作成 |
Chapter 7 環境認識 |
7.1 物体検出とトラッキング 7.2 信号機認識 |
Chapter 8 経路生成と経路計画 |
8.1 経路生成 8.2 経路計画 8.3 [発展]駐車経路生成 |
Chapter 9 経路追従 |
9.1 経路追従と車両制御 9.2 [発展]wf_simulatorでの経路追従の利用方法 |
Chapter 10 事例紹介 |
10.1 愛知県実証実験 10.2 [事例-1]オフロード車両(ヤマハ発動機(株)) 10.3 [事例-2]日本郵便 |