ユーザー要求を正しく実装へつなぐ
システム設計のセオリー
筆者はベンダー側とユーザー側の両方の立場から、数多くの開発現場を踏んできました。本書ではシステム設計の手順を独自に体系化し、工程間のつながり・成果物・作業内容を明示。この骨格の隙間に、現場を這いずり回って集めた泥臭い“実務の技と掟”を精一杯詰め込みました。
内容詳細
システム設計には様々な考え方があります。しかし目的は明白です。情報システムの価値を最大化するために、ユーザーと開発チームとを橋渡しして、「ビジネスの要件を正しくシステムの実装へとつなぐ」――これ以外にありません。 ■[本書の主な内容] |
序章 |
0.1 システム設計へのアプローチ |
第1章 情報システムと設計 |
1.1 情報システムにおける設計 1.2 設計の全体像と基本方針 |
第2章 論理設計のはじめに |
2.1 要件定義でやっておくべきこと 2.2 実装への下準備 |
第3章 データ設計のセオリー |
3.1 データの設計 3.2 外部インターフェースの設計 3.3 データの実装 |
第4章 プロセス設計のセオリー |
4.1 業務プロセスの概要定義 4.2 業務プロセスの詳細定義 |
第5章 機能設計のセオリー |
5.1 機能の概要定義 5.2 機能の詳細定義 |
第6章 ユーザビリティ設計のセオリー |
6.1 ユーザビリティの概要定義 6.2 ユーザビリティの詳細定義 |
第7章 設計のToBeを実装のAsIsへつなぐために |
7.1 インフラ系と運用系の仕様固め 7.2 SOA・アジャイル開発への期待 |