eスポーツが地域と若者を動かす
Z世代 × eスポーツによる地域活性化のポテンシャル
地域活性化、そして教育改革のためのeスポーツ活用事例を集結
テレコミュニケーション編集部 編、NTTe-Sports 監修 A5判 246ページ 定価:2,200円(税込) ISBN:978-4-86594-386-3 2024年11月上旬刊行
日本全国の様々な地域では、イベント開催などeスポーツによる街おこしや介護・福祉の場面での活用が始まっています。また、教育機関での正規授業としての導入や部活動での取り組みなどが成果を上げています。 本書は、日本の中で勃興しているeスポーツに関する様々なムーブメントに焦点を当て、多くの取材と先人たちのインタビューから纏めました。
内容詳細
国際オリンピック委員会も大会新設を決定したeスポーツ。
躍動する若者と、地域や学校の熱意が未来を開きます。本書には新たなデジタル社会を創る姿が描かれています。
iU情報経営イノベーション専⾨職⼤学
学⻑ 中村伊知哉 氏
■本書の主な内容
第1部 eスポーツの発展と展望
序論 日本・世界におけるeスポーツの発展と展望
第2部 全国で進むeスポーツの活用
第1章 eスポーツを活用する自治体の取り組み
1-1 神奈川県横須賀市
子どもたちを育てる街へ!全国の高校生を対象に
「YOKOSUKA e-Sports CUP」を毎年開催
1-2 山形県長井市
「長井といえばNe-st CUP」と言われる
eスポーツイベントのまちをめざして
第2章 eスポーツを推進する教育機関の取り組み
2-1 仙台育英学園高等学校
高校生eスポーツ大会で毎年上位に進出
部員数は校内最大120人
2-2 阿南工業高等専門学校
授業のなかにeスポーツを取り込む
部活は全国大会進出へ 学業と両立のルール
2-3 中央国際学園 中央国際高等学校 eスポーツ高等学院
eスポーツで不登校を乗り越える
デジタルに強い人材を育成
第3章 eスポーツで地域活性化を進める各地の取り組み
3-1 神奈川県小田原市
歴史観光を活かした「小田原らしい」eスポーツで
若い世代にも訴求する 新たな観光資源づくりを模索
3-2 立飛ホールディングス
eスポーツイベントを通して地域の賑わいと活性化を実現
世界にも「訪れたくなる街」 「立川」の名前を発信
3-3 東京都調布市
世代を超え、地域を超えた
市民の交流機会をeスポーツで創出
3-4 北海道上士幌町
eスポーツで介護予防・認知症対策
楽しみながら高齢者を元気に
第3部 キーパーソンに聞く 躍動するeスポーツの可能性
インタビュー1 日本でもeスポーツプレイヤーが
夢のある職業として世界で活躍する時代に
Fnatic 日本法人代表 / アジア地域事業統括 Daniel Cao 氏
インタビュー2 eスポーツは本物のエンターテイメントになっていく
強いチームは地域に根差す
XENOZ 代表取締役社長 友利 洋一 氏
インタビュー3 eスポーツプレイヤーは芸術活動と同じ表現者だ
「ゲーミングライフスタイル」の時代へ
GLOE 代表取締役 谷田 優也 氏
インタビュー4 「ゲーミング」の魅力でeスポーツは躍動していく
CyberZ 執行役員 大友 真吾 氏
座談会 eスポーツで伸びていく若者のグローバルな能力
それを支えるエコシステムが必要
堀川 宣和 氏(星城⼤学 経営学部 准教授、京都eスポーツ協会 会⻑
eスポーツ高等学院 学院長
松原 昭博 氏(NASEF JAPAN日本支部理事⻑)
三浦 広和 氏(滋賀県立八幡工業高等学校 教諭)