地域循環型社会の実現に向かって
実証フィールドNTTe-City Laboから
社会課題を解決し地域の魅力を引き出す
36の取り組み事例
テレコミュニケーション編集部 編、NTT東日本 監修 B5変型判 300ページ 定価:2,200円(税込) ISBN:978-4-86594-385-6 2023年12月下旬刊行
少子高齢化・各産業での担い手不足は、各地の産業の継続・継承に深刻な影響をもたらしています。一方、デジタル技術やインターネットの普及は、ICT・IoTの様々なソリューションを生み、地域の課題解決に有効な手段として注目を集めています。 本書は、NTT東日本がそれら地域課題の解決のため2022年に開設した実証フィールドである「NTTe-City Labo」で取り扱っている36の取り組みを網羅し紹介します。DXに向かって自らの自治体、企業、そして教育機関を変革していきたい担当者必読の一冊です。
内容詳細
施設内の33のソリューションと3つのラボ
そして8つの地方実装事例で導入のポイントがわかる!
■本書の内容
本書では「地域経済の振興」「地域の賑わいの創出」「安心・安全の高度化」の3つの柱を基軸に、次のジャンルを網羅・解説しています。
次世代農業、漁業、スマートストア、自動運転、ドローンの活用、GX、バイオガスプラント、eスポーツ、デジタルアート、エネルギーマネジメント、AI医療、スリープテック・・・等々
あなたが知りたいソリューションのヒントはこの一冊に入っています!
※ NTTe-City Laboを見学したい方は下記サイトをご参照ください。
https://showcase.ntt-east.co.jp/showroom/ecitylabo/
■本書の主な内容
第1部 地域循環型社会の実現に向かって
インタビュー 地域循環型社会の共創に向けてNTTe-City Laboは進化し続けます
NTT東日本 加藤 成晴 氏
序論 「デジタルローカルハブ」が地方・日本の創生を実現する
野村総合研究所 神尾 文彦 氏
第2部 地域の価値創造に向けた取り組み
1 地域の産業振興・経済成長に向けて
1-1 一次産業における最新AI、ICTの活用
1-1-1 最先端農業ハウス
1-1-2 遠隔営農コックピット
1-1-3 AI収穫量予測
1-1-4 コンテナ式閉鎖型レタス栽培プラント
1-1-5 電圧冷蔵庫×ICT
1-1-6 農業用ドローン
1-1-7 陸上養殖プラント
1-2 次世代の流通/交通のかたち
1-2-1 スマートストア「SMARTORE」
1-2-2 遠隔型自動運転バス
1-3 人材育成を支える先端テクノロジー
1-3-1 DX人材育成
1-3-2 スポーツテック
1-4 GX(Green Transformation)の最前線
1-4-1 超小型バイオガスプラント
1-4-2 マイクロ風力発電
1-4-3 エネルギーマネジメントシステム(EMS)
2 地域の賑わい創出に向けて
2-1 新たな観光資源の掘り起こしによる地域の活性化
2-1-1 eスポーツ
2-1-2 デジタルアート
3 地域の安心・安全の高度化に向けて
3-1 防災・災害対策の取り組み
3-1-1 防災オペレーションセンタ
3-1-2 防災備蓄管理
3-1-3 シン・オートコール
3-2 リスクマネジメントへの取り組み
3-2-1 リスクマネジメント
3-2-2 AIによる特殊詐欺対策
3-3 医療におけるAI 、ICTの活用
3-3-1 AI問診
3-3-2 聴シンクロ(リモート聴診)
3-3-3 バイタル測定サービス
3-3-4 スリープテック
3-4 公共インフラの維持・メンテナンス
3-4-1 モービルマッピングシステム(MMS)
3-4-2 ドローンによるインフラ保守・点検
3-4-3 デジタルツイン
3-4-4 道路占用許可申請Web
3-5 作業現場の安全マネジメント
3-5-1 転倒検知AI
3-5-2 ウェアラブルコネクト
3-5-3 一時不停止検知AI
3-5-4 AIカメラによる安全マネジメント
第3部 地域の導入事例
事例-1 JA全農 ゆめファーム全農プロジェクト
事例-2 NTTe-Drone Technology 「おまかせeドローン」パッケージ
事例-3 ドルトン東京学園 学校購買のスマートストア化
事例-4 成田国際空港 ローカル5Gによる遠隔型自動運転バスの実証
事例-5 京都高度技術研究所、ヴァイオス 超小型バイオガスプラント
事例-6 北海道湧別町 eスポーツによるまちおこし
事例-7 岩松院、北斎館、長野電鉄、アルステクネ、他 北斎の「鳳凰図」でまちおこし
事例-8 長野県、長野県警察、信州大学社会基盤研究所、NTT東日本 AIを活用した特殊詐欺対対策
第4部 オープンな実証・検証を推進
1  ローカル5Gオープンラボ 活用効果の創出へ共同実証
2 IOWN Labo 共創を通じ価値体験の場に
3 νLab(ニューラボ) ワイヤレスの新技術と活用