有馬 ベースは、Webを介してコミュニケーションできるポータルの運営とそこに集まる情報の分析・提供です。Webポータル上では、当方が提携した企業のみが会員(子育て中の家庭)に向け各分野ごとのサービスを展開できます。現在、提携企業は育児相談事業を展開する企業・団体やSkype関連企業などが20社強です。これらの企業は入会金30万円と月額5万円を払うことで、会員に対する商品・サービスの提供が可能になります(個別営業は別途有料)。
クレジットカード会社や金融機関とも提携し、会員に発行する会員証カードにクレジットカード機能やデビットカード機能を追加したものも用意、ECサイトでの買い物をスムーズに行いたいという会員のニーズにも応えていきます。将来的には行政の協力も仰ぎ、会員カードが母子手帳の代わりになるようにして医療機関などでも活用できるようにしたいと考えています。
――提携企業の選定基準は。
有馬 いかなる子育て支援が可能なのかを申請いただき、審査委員会で可否を決めます。
マザーズ本舗は、それぞれの企業がすでに行っている事業を“育児支援ポータル”でつないだ事業体ですが、会員との接点はインターネットだけではなく、FAXやEメール、情報誌、イベント、インターネットTV/ラジオと幅広く展開する方針で、展開可能なビジネスはまだまだたくさんあります。年内に提携企業は100社以上になると思いますす。