【基調講演】
新たな成長に向けたドコモの取り組み -スマートライフのパートナーへ- (仮）

携帯電話市場において、スマートフォンの普及とLTE拡大が急速に進んでいます。
NTTドコモでは、これらの市場動向に対応すべくLTE「Xi」ネットワークの拡大・高速化を推進するとともに、LTE-Advancedを見据えたネットワーク基盤の更なる発展への対応を進めています。本講演では、スマートフォン時代における、ドコモのネットワークの取り組みについて、最新状況を紹介いたします。

株式会社ＮＴＴドコモ
取締役常務執行役員　ネットワーク担当 ネットワーク部長

徳廣 清志 氏

次世代ネットワーク仮想化(NFV/SDN)に向けたHPの取り組み
- 海外での実証実験から

昨年来MWCやTMFなどでも取り上げられたNFV/SDNの動向は、世界の通信事業者が注目している話題です。特にNFVは、仮想化によるコスト削減の実現にとどまらず、通信事業者にとって全く新しいビジネスモデルの創生までを期待されています。
長年にわたって世界の通信事業者にソリューションを提供しているHPは、サーバーやネットワーク機器ベンダーの視点だけではなく、ネットワークノードや管理、運用に至るあらゆるレイヤーで、NFV/SDNへのチャレンジをお手伝いしています。本講演では、こうした実績をご紹介するとともに、NFV/SDNの今後の動向を踏まえたHPの取り組みについてご説明します。

日本ヒューレット・パッカード株式会社
エンタープライズサービス事業統括本部　通信メディアソリューションズ統括本部　
プラクティス本部第二部　部長

迫田 健 氏

1990年より通信キャリア向けオペレーションサポートシステムの開発に従事。
現在はCMS（通信メディアソリューションズ）にて、OSS（オペレーションサポートシステム）の日本リージョンのマネージャーとして、HPのグローバルナレッジをもとに開発されたキャリア向けソリューションの日本のお客様への導入を担当。

ＮＥＣの考えるキャリアＳＤＮ

新しいネットワーク技術として注目されているＳＤＮも、いよいよ実用の段階に入ってきました。
当社は、2008年スタンフォード大学のClean Slate Programに参加して以来、この領域での標準化や研究開発に積極的に携わってきており、2011年に世界に先駆けてOpenFlowの製品化を発表、また今年2月のMWCではネットワーク仮想化(NFV)の動態展示を行い注目を集めました。
本講演では、これらのSDN技術を、キャリアネットワークに適用することで、より効率的なネットワーク構築と運用、あるいは容易な新規サービスの提供を実現するための「キャリアSDN」ソリューションについてご紹介します。

ＮＥＣ
テレコムキャリアビジネスユニット　理事

西大 和男 氏

1981年　日本電気入社。主にパケット通信機器の開発を担当。
その後、キャリア向けのサーバ事業、無線インフラ事業、端末事業などの経験を経て、2013年からテレコムキャリアビジネスユニット理事として、国内外のキャリアサービス、及びキャリアＳＤＮの事業立ち上げを推進。

【基調講演】
KDDIクラウドサービスの概要と今後の戦略
〜アセットライト、そしてワークスタイルの変革〜

スマートフォン、タブレットの普及や、さまざまなクラウドサービスの拡大により、企業ITは、パソコンやサーバ、ソフトウェアといった「所有するIT（アセットヘヴィー）」から、「利用するIT（アセットライト）」へと変わりつつあります。本年11月提供開始のMicrosoft Office365 with KDDI・Google Apps for KDDIを始め、モバイルとクラウドで生産性の高い新しいワークスタイルを実現するKDDIのクラウドサービスをご紹介するとともに、モバイル・クラウドそしてネットワークサービスを一元提供するKDDIの今後のクラウド戦略をご紹介します。

KDDI株式会社
サービス企画本部
クラウドサービス企画開発部　副部長

上田 茂広 氏

1986年 旧KDD入社。情報システム部にて伝送路等の管理システム開発。2000年の合併後はISP事業におけるメール・Ｗｅｂ系サービスのシステム開発や法人系のセキュリティサービス開発を経て、現在、法人事業ににおけるクラウドサービスの開発に従事。

通信サービス、ネットワークのトレンドとオラクルソリューション

今年1月から、ETSI ISGでインダストリー・スタンダードのサーバ、IT仮想化技術、仮想化管理等のIT技術をネットワーク機能に適用するNFVの検討がスタートしました。ITから見たNFVの課題と、仮想化、クラウド技術の現状に関してご説明します。また、オラクルの通信業界向けのソリューション・ポートフォリオから先進ソリューションをご紹介します。

日本オラクル株式会社
Oracle Global Client Advisor, Industry Business Unit

伊藤 亮三 氏

NEC、Tandem、Straus、Compaq、HPにて、顧客料金システム、コアネットワークノード、サービスシステムなどのシステム開発、コンサルテーションに従事し、2012年6月より現職。通信事業者様のビジネスパートナー、アドバザーとして、ネットワーク、情報システム、プラットフォームからサービスまで、通信ビジネス全般にわたって支援している。著書に『IP Multimedia Subsystem （IMS） Handbook』（共著、CRCPress）などがある。

今すぐ使える実ネットワークのためのSDN

本セッションでは、すでに世界で40社以上の企業に試験運用されており、実ネットワークでの利用が間近となっているジュニパーのSDN対応ソリューション「Juniper Networks Contrail」をご紹介いたします。
LTE-Advancedの展開に伴う更なるトラフィックの増大、迅速なサービス展開への高まる要求に対して、仮想化の議論が加速しています。ただし、ノードを仮想化しただけでは課題の真の解決には至りません。
「Juniper Networks Contrail」は、仮想化されたサービスをSDNコントローラーによって連携させるサービスチェイニング技術により、通信事業者様が直面する課題を解決するソリューションを提供します。

ジュニパーネットワークス株式会社
サービスプロバイダービジネス統括本部
営業開発本部　チーフアーキテクト

長滝 信彦 氏

ネットワーク業界、特にIPルーティングに深い知識と経験を持つ。日本と米国のサービスプロバイダーのネットワークエンジニアを経て、2002年にジュニパーネットワークスに入社。現在は、大手サービスプロバイダーを担当。ジュニパーのネットワークの世界におけるイノベーションをエンドユーザへ届けることをミッションとする。

【基調講演】
NTTコミュニケーションズのグローバルクラウドビジョン

現在、企業のICT環境は「所有」から「利用」への流れが本格化しておりクラウドサービス活用への関心が高まっています。NTTコミュニケーションズでは、グローバル規模のトータルICTアウトソーシングのご提供を通じてお客さまの経営改革に貢献することをサービスビジョンに掲げて、通信事業者ならではのクラウドサービスを強化しています。
講演では、最新のサーバー/ネットワーク仮想化技術を活用したクラウドサービスやお客さまのクラウド導入事例などをご紹介します。

NTTコミュニケーションズ株式会社
代表取締役副社長

庄司 哲也 氏

NSNの仮想化技術Liquid Net とテレコムクラウド

SDN の普及により、データセンタを中心としてIPコアネットワークの仮想化はすでに黎明期から普及期に移行しています。また、ETSI での FNV グループの立ち上げにより、EPCやIMSといったモバイルパケットコアネットワークでもネットワークの仮想化が現実のものとして語られるようになりました。
ノキアソリューションズ&ネットワークス(NSN)では NFVに先んじ、2011年より”Liquid Net”のコンセプトでネットワークの仮想化技術の検討を進めております。本セッションでは、NSNが提案するモバイルネットワークの仮想化技術“Liquid Net”の紹介をさせていただきます。

ノキアソリューションズ＆ネットワークス株式会社
ソリューションビジネス技術部長

幡谷 一哲 氏

1994年 国内移動体通信キャリアに入社、主に回線交換システムの開発を従事。2003年 外資系通信機器メーカに入社、IP系通信機器向けを中心にシステムエンジニア/プロジェクトマネージャを歴任。2008年NSN入社。ソリューションビジネス技術部長。

IBM　Software Defined Environmentとオープン・クラウドの技術戦略

クラウドの進化系といわれているSDE (Software Defined Environment)は、多様化するITへのニーズを柔軟なインフラストラクチャと高速の開発サイクルを組み合わせ、開発と運用の融合であるEnterprise DevOpsを押し進めています。
SDN（Software　Defined Network)はSDE実現の最後のコーナーストーンになっています。このセッションではIBMのSDEの戦略と合わせて、クラウドのオープン化を進める技術的な戦略について解説します。

日本アイ・ビー・エム株式会社
グローバル・テクノロジー・サービス　ITSデリバリー
技術理事

山下 克司 氏

1987年、日本IBMに入社。適用業務パッケージの開発を経てネットワーク分野のテクニカル・リーダーを務める。
2007年にはネットワーク仮想化技術などの貢献を評価され米IBM本社からディスティングイッシュト・エンジニアの称号を認定され技術理事に就任。2010年から2012年まで日本IBMのクラウド・コンピューティング事業の技術統括をするチーフ・テクノロジー・オフィサー（CTO）に就任。現在はグローバル・テクノロジー・サービスのデリバリー部門の技術理事として、IBMのSDE (Software Defined Environment)、EnterpriseDevOpsなどの最新技術を推進し、講演や寄稿を行っている。

クラウドサービスとエリクソンによるサービスプロバイダーSDN およびNFV

スマートフォンをはじめとするパーソナルデバイスの普及に伴い、通信インフラに対する設備投資と収益のバランスが変化する中、　近年、より迅速で柔軟なサービス開発・提供やTCO低減に向けたソリューションとして、SDN、NFVへの関心が高まっています。同時に、急速に普及しつつあるクラウドサービスと連携により、SDN、NFVにはより効率的な利用が期待できます。
そこで本セッションでは、エリクソンの提案するサービスプロバイダーSDNとNFV、クラウドサービスとの連携について、ユースケースを交えながらご紹介いたします。

エリクソン・ジャパン株式会社
カスタマー・ソリューション＆エンゲージメント統括本部
IPブロードバンドソリューション ソリューションマネージャー

森田 正人 氏

2006年　日本エリクソン株式会社入社
サービス部門にて伝送ネットワーク設計業務に従事したのち、カスタマーソリューション統括本部に所属。同本部にてIPブロードバンドをはじめとするソリューション提案活動に従事。 現在に至る。

仮想化データセンターにおけるセキュリティエコシステムとスマートデバイス向けのモバイルセキュリティ

仮想化されたデータセンターは動的でサービスオリエンテッドな特質があるため、そこに求められるセキュリティのアーキテクチャも従来とは異なります。
次世代ファイアウォールによる可視化と脅威からの防御を活用した仮想化データセンター向けソリューションを紹介します。また、現在利用が急速に進んでいるスマートデバイスにおけるセキュリティ上の課題と、次世代ファイアウォールを活用したモバイル向けのセキュリティソリューションについても紹介します。

パロアルトネットワークス合同会社
技術本部 技術本部長

乙部幸一朗 氏

名古屋大学工学部情報工学科卒。大手電器メーカーでネットワーク構築を経験後、セキュリティベンダーにてファイアウォールやVPN製品を専門に扱うエンジニアとして活躍。次世代ファイアウォールの第一人者であり、パロアルトネットワークスでは日本法人設立時から参画。

マルチベンダーSDNソリューションとNFVへの取り組み

通信キャリアにおけるネットワーク、サービスプロバイダーのデータセンター間ネットワークなどにおいて、サービスが複雑化する中、マルチベンダーネットワークに対するプロビジョニングが課題となっています。
本セッションでは、サービスの自動化を図るSDN（Software Defined Networking）のソリューションを、採用事例を交えてご紹介いたします。このソリューションを導入することにより、オペレーターの運用コストを削減することができるようになります。また、Tail-f Systems社のNFV（Network Function Virtualisation）への取り組みをはじめとする、最新の業界動向についてもご紹介いたします。

Tail-f Systems AB
Operational Product Manager

トーマス・メルグレン 氏

オペレーショナル・プロダクト・マネージャーとして戦略的顧客およびパートナーと緊密に協力を続けながら、Tail-f Systemsのコアのエンジニアリングチームへの一時窓口として在職中（現職）。欧州各国に渡る大規模サービスプロバイダーの開発に従事したほか、広範囲のインターネットネットワーキングの経験あり、CCIE（Cisco Certified Internetwork Expert）取得。
インターネットの技術開発に関心を持つ全ての人々に開かれたフォーラムであるRIPE（Reseaux IP Europeens）およびSwedish Operators Forumにて、ネットワークアーキテクチャーについての助言および大規模ネットワーク管理についての大規模ネットワークのコンサルティングに従事した経験あり。ストックホルムのスウェーデン王立工科大学にて、コンピューターサイエンスの修士号を取得。

株式会社エーアイコーポレーション
ミドルウェア2グループAチーム リーダ

岩下 雅幸 氏

ソフトウェア業界にてキャリアをスタートし、1995年に（株）エーアイコーポレーションに入社、主にネットワーク技術に関連するソフトウェアの、マーケティング、営業、ビジネスディベロップメントなどに従事。2009年に（株）エーアイコーポレーションがTail-f Systemsの代理店となって以来、Tail-f Systemsとの緊密に協力を続ける。

今、クラウド事業者が直面しているサイバー攻撃とその対策ソリューション（仮）

今年もサイバー攻撃が多くのメディアで取り上げられ、世間を騒がせています。その攻撃対象は多様化し、クラウド事業者やデータセンタ事業者が被害を受けるケースも多く見受けられます。本セッションでは、クラウド事業者やデータセンタ事業者向けのサイバー対策としてアーバーネットワークスが提供するDDoS攻撃対策やネットワーク内部の脅威検知ソリューションについて紹介致します。

アーバーネットワークス株式会社
SEマネージャ

佐々木 崇 氏

アーバーネットワークス株式会社 SEマネージャー。2000年からシスコシステムズにてPre-sales SEとしておもにNTT東日本、東京電力を担当。 2004年エラコヤネットワークスへ移籍し、DPIテクノロジーによるアプリケーション識別のソリューションを提案。2008年より現職