S-1 <基調講演> 10:00〜10:50 満席
<講演概要>
IoTが世界的な注目を集める一方、通信産業は短期的な収益性の低さと長期的な成長機会、事業領域の確立に向けての苦闘が続いている。米国のベンチャーアプローチ、欧州の社会インフラアプローチ、日本市場の特異性、強み等を把握し、明らかになってきたIoTの特性、産業への影響と通信産業の立ち位置を鳥瞰する。その上で、5Gや新たな社会インフラへの貢献を視野に入れた通信産業の方向性を整理する。
<講師略歴>
1986年、株式会社野村総合研究所入社、情報システムコンサルティング部配属。
通信分野の調査、コンサルティングに従事。ネットワークインフラ(光ファイバー、電波、データセンタ)分野の事業戦略策定、企業評価等に重点的に携わる。著書、「2030年のIoT」(東洋経済新報社)
S-2 11:00〜11:45 満席
<講演概要>
IoTはバスワードから普及期に入っており、先進企業ではイノベーションの武器として活用が始まっています。
従来のM2Mの発想を超え、低価格の外付けセンサやモバイル、ウェアラブルとの連携等を通し、現場の「モノにしゃべらせる」ことで新たな価値を創出します。
当セッションではIoTで新たなビジネス価値を生むためのfail-fastの取り組み方やビジネスリーダーの役割、具体的な手法等をデモを交えてご紹介します。
<講師略歴>
IBM Watson IoT事業部のテクニカルリードとして、日本のお客様がIoTを活用して新しいビジネス価値やGame Changerとなる競争力を実現されるお手伝いをしています。趣味は野菜作りです。
A-1 13:00〜13:45
<講演概要>
モノが発生するデータをケーブル敷設なしでインターネットに送り続ける無線ネットワークには幾つもの選択肢が存在する。その中で、接続信頼性と電池寿命の両方を設計時に保証する方法として、Dust Networksが提供するユニークかつ堅牢な技術を他の方法との比較と共にご紹介する。
<講師略歴>
京都大学卒。京セラ、ロジックシステムズインターナショナル、九州日本電気ソフトウェア、インモス・ジャパンを経て2000年リニアテクノロジーに入社。東日本のアナログIC販売活動を統括。2013年よりダスト・エバンジェリストとしてDust Networksのマーケティング活動を開始。
A-2 13:55〜14:40
<講演概要>
「IoT」という言葉が生まれる前から、NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)では、M2MネットワークやM2Mクラウドを通し、多くの顧客の課題やニーズを把握し解決に導いてきた。本セミナーでは、10年に渡る過去実績より多数事例を交えながらIoT案件ならではのビジネスとしてのおもしろさや、今だから言える想定外のエピソードを紹介。物流や製造業向けに「ゲンバ改善」「ゲンバ改革」に役立つIoT利用のヒントをお届します。
<講師略歴>
1988年NTT入社。1998年よりNTTPCコミュニケーションズにて、新規ビジネス開発・経営企画・広報・人事などに従事。2007年よりNTTコミュニケーションズにて、経営企画・販売促進のマネージメントを経て、現在は、IoT統括責任者としてプロジェクトを牽引している。
A-3 14:50〜15:35
<講演概要>
2015年7月「ニフティ IoT デザインセンター」というサービスを始めました。
デバイスのIoT化を目指す企業を、IoT専属チームがネット側の知見・アセットを活用して、ご支援するサービスです。
サービス開始後「デザインセンター」で100件を超える、様々なご相談を承りました。
各企業のIoTへの取り組みの状況・相談事例を通じて見えてきた、IoTでのデータ活用のポイントについて、ご紹介いたします。
<講師略歴>
1996年 某独立系SIer勤務。
2000年 よりニフティ勤務。
ポータルサイト・モバイルアプリの開発を担当。
2011年度より、ニフティクラウドを担当。
クラウドを活用し、IoT・データ活用に取り組む皆様をご支援します!
A-4 15:45〜16:30 満席
<講演概要>
IoTが私たちの生活やビジネスに大きな変革をもたらそうとしている今日、発生しつづけるデータを高度に分析・活用し、新しい価値創造の取り組みに着手する企業が増えています。 こうした中、IoTデータ分析への機械学習技術の活用が検討され、昨今、SASにも多くのご相談を頂いています。本セッションではなぜ、今、機械学習が注目されているのかを解説するとともにIoTデータから価値を生み出すために必要不可欠なIoTアナリティクス・ライフサイクルの実践アプローチについて、製造業やエネルギー業、小売業などにおける活用ケースを交えながら説明します。
<講師略歴>
2001年に入社。コンサルティング本部に配属され、モデル開発や分析組織の立ち上げに関わるコンサルティング業務に従事。現在はIoT分野全般におけるSASアナリティクス製品を統括。データサイエンティスト協会 調査研究委員会 副委 員長。
A-5 <特別講演> 16:40〜17:25
<講演概要>
製造現場において新しいビジネスや現場の効率を追求する手段としてIoTやM2Mの注目度は年々上昇しています。
一方、IoTを導入したいけど何から始めてよいか分からない・・・、膨大なコストがかかり投資効果を考えるとなかなか導入に踏み切れない・・・といった現場の声が大きく存在していることも事実です。
本セッションでは製造現場に既にある設備を活用し、低コストでスモールスタート可能なパトライトのIoTソリューションの事例をもとにご紹介します。
<講師略歴>
大手自動車業界・電気機器業界を顧客に持つ設備販売商社での営業経験を経て、株式会社パトライトへ入社。現在は同社マーケティング部門の部門長として「報知」を中心としたグローバルマーケット向けの新製品企画、販売戦略立案、プロモーション活動を統括し、お客様に「安心・安全・楽楽」の提案を行っている。
B-1 13:00〜13:45
<講演概要>
様々なデバイスが繋がり、アプリケーションが立ち上がり始めていますが、その多くは限定的な用途ではないでしょうか。
かたや LPWA に関わる報道発表も散見され、より専門化したネットワークによる高度な接続要求に対応しデータを収集・活用する、IoT本格化時代がいよいよ到来します。
異種混在したデバイスとの接続やアプリケーション間でのデータの流通を可能とする「次世代型IoTプラットフォーム(HPE Universal IoT Platform)」を活用し、新たなビジネスチャンスを掴みませんか。
<講師略歴>
長年にわたって通信事業者向けソリューションの開発やビジネス開拓業務に従事。
コア・ネットワークの経験を活かしながら、最近はHPE Universal IoT Platformを応用した新しい収益を生むビジネスの実例などを幅広く紹介している。
B-2 13:55〜14:40
<講演概要>
大量のモノをクラウドにつなげ、データ活用によるコスト削減、オペレーション改善、ビジネスの最適化などを実現するIoT事例が広がる中、IoT普及における新たな課題が見えてきています。この新たな課題とは、デバイスとクラウド間の通信における遅延の問題、ネットワーク帯域の制約、多様なデバイスやそのデータ処理への対応などが含まれます。これらの課題を解決する取組みとしてのフォグコンピューティングとOpenFogコンソーシアムについて解説します。
<講師略歴>
91年、日立工機株式会社に入社。オフィス向けプリンタの組込みソフトウェア開発に従事。02年、ソニー株式会社に入社。PC事業の商品設計業務に従事し、ハードウェアおよびソフトウェアのプラットフォーム設計における戦略策定と商品化のマネジメントおよび主幹技師。14年、インテル株式会社に入社。現在日本市場でのIoT(Internet of Things)エンド・ツー・エンド・ソリューション提案およびIoTコンソーシアムや標準化業務に従事。
B-3 14:50〜15:35
<講演概要>
すべてのものがつながるIoT時代。企業にとっては、自社の製品・サービスとお客様が直接つながることを意味し、業種業態を超えた新たなサービスが生まれています。
時代の要請を企業がどのように受け入れ、対応していくべきなのか、直面している構造的課題を踏まえ、通信キャリアであるソフトバンクの目線で語ります。
<講師略歴>
2005年ソフトバンクBB( 現ソフトバンク株式会社)入社。
入社後一貫して新規事業開発に従事し、数多くのソフトバンクグループ内の事業を立ち上げに携わり現職に至る。
2011年に発足したM2M企画営業チーム(ソフトバンクモバイル・当時)を経て、現在、IoTビジネス開発や導入支援など、ビジネスと技術の両面から企業を支援するエンタープライズ向けIoTソリューションを推進している。
B-4 15:45〜16:30
<講演概要>
製造業では、IT技術の急速な進化によって機器同士が「つながる(=IoT)」をキーワードに、その活用によって付加価値を見出す動きが加速しています。
もう一度製造現場からの視点に立ち戻り、産業機器とクラウドを連携させる際に最も注意すべき『データの双方向接続・トレサビリティ・セキュリティ』および『デバイスの管理』など要素技術を基に、最先端の導入事例とともにインダストリアルセキュアIoTソリューションをご紹介します。
<講師略歴>
東京エレクトロンデバイスに入社後半導体部品の営業を担当し、米国シリコンバレーでの駐在員を経て、自社ブランド商品“インレビアム”の開発ビジネスを手掛ける。現在はMicrosoft Azureのディストリビューションビジネスを担当し、パートナー各社との協業に取り組んでいる。
<講師略歴>
カナダ国籍。大学院にてコンピュータサイエンス修士号取得後、組込み分野のソフトウェア工学の研究・開発を従事。 1997年組込みデータベースの大手Empress Software Inc.(カナダ本社)に入社、ODBC/JDBC標準開発を行う。
2007年株式会社Empress Software Japanの代表に就任。国内の専門誌等に寄稿、直今のテーマは産業機器分野のEmpress セキュア IoTを注力。
B-5 <特別講演> 16:40〜17:25 満席
<講演概要>
世界に比べて出遅れた日本、IoTでモノづくりの「情報産業化」を急ぐ必要があります。
IoTの真の目的はロボット化や更なる自動化ではありません。時代の変化に対応してスペック、スループット、アセットのマネジメントに注目する必要があります。
<講師略歴>
前参議院議員。外資系を経て製造業専門コンサルティング会社ネクステック社を創業、3年半で東証マザーズ上場。PLMや部品表の改革を多数指揮。東工大教授、早大准教授、東大非常勤講師等歴任。「日本版インダストリー4.0の教科書」(日経BP社)等書籍多数。
C-1 13:00〜13:45
<講演概要>
工場見える化は、多くの企業で実践されている事案であり、いまだ課題を抱えているものでもあります。
工場現場、IT部門、管理部門が抱える課題を解決するポイントとして、(1)既存資産の活用、(2)新しい技術の導入、(3)容易な運用とフレキシブル性、等が掲げられます。そのような一般的な課題をご紹介するとともに、ひとつの解決策として、レポートツール”FactoryTalk VantagePoint”の特徴と見える化導入事例を紹介します。
<講師略歴>
2008年、ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社入社。営業担当として、タイヤ業界を中心に活動。2013年よりマーケティング部現職。パートナーと協力体制をとり、IOT化の提案を実施。
C-2 13:55〜14:40 満席
<講演概要>
インダストリー4.0による製造業革命、ロボットやドローン、自動運転などのモビリティ革命、ビッグデータ、AI、アナリティクス、などのデータ革命による新市場が期待されている。本稿では、IoT/M2M分野の市場動向、世界の標準化・コンソーシアム動向を俯瞰すると共に、将来有望なIoT技術について概説する。また日立におけるIoTを活用した戦略的な社会イノベーション事業について述べると共に、その実用事例に言及する。
<講師略歴>
中央研究所にて通信・デジタルメディア関連の研究20年、本社新事業本部にてユビキタス新事業を複数立上げ、後にワイヤレスM2Mの社内ベンチャー設立し6年間で黒字化、現在はIoTクラウド事業部の副事業部長、政府含めたIoT関連のコンソーシアムや標準化活動などにも造詣深い。
C-3 14:50〜15:35
<講演概要>
製造工場の現場がリアルに取り組んでいるSmartFactoryプロジェクトについて、その取り組み内容や実態・ステップ・課題等を体系的に紹介。「稼働」「品質」「在庫」「保全」「エネルギー」をキーワードにしたそれぞれの初期導入・展開事例や、「AI」「ファジー」といった人間の感覚に近い一歩進んだ自律化事例をより詳細に紹介。
<講師略歴>
1995年(株)キーエンス入社。17年の制御機器・システム販売の経験を活かし、2011年(株)FAプロダクツ創業。製造工場のSmartFactoryプロジェクト支援の多くの実績を持つ。「設備とIT」技術両面を併せ持つ数少ない会社として大きく注目されセミナー登壇も多数。